学生時代に好きだったのが、試験監督補助のアルバイト。これは土日祝日に資格試験などのお手伝いをするアルバイトです。大学の学生課に申し込むと封書で連絡が来て、簡単な仕事説明を受けて、一日か二日働きます。ほとんどのものが一日なので、他のバイトをしていても参加できるし、面接もなく、お給料がその日にもらえるのも嬉しくて時々申し込んでいました。
仕事は試験用紙を配ったり、回収したり、試験中の見回りや受験生の写真確認など。受験生の緊張がこちらにもビリビリ伝わってきます。真夏の試験は暑いこと暑いこと。受験生はそれぞれ飲み物や扇子、タオルなど準備してはいますが、汗だくです。
余裕の表情ですらすら解いている人、なかなか鉛筆が動かない人、諦めた様子で途中で退席する人。みんなここに来るまで一生懸命勉強したんだろうな。汗でよれよれになった試験用紙を回収しながら、その日初めて会った人たちではあるけれど、合格を願わずにはいられません。
ちょっぴり先生の気分も味わえたり、そのように真剣に勉強している人に出会って自分を反省したりも良い経験だと思うのですが、一緒にバイトに参加した友人と帰りにちょっと優雅な気分でお茶したりするのもやめられない理由なのでした。